フットサルのゴレイロとは?役割やコツ、動き方は?【ポジション解説】

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筆者
フットサルのゴレイロ(ゴールキーパー)というポジションについて現役フットサル選手の僕がご紹介します。

ゴレイロというポジションは知っているでしょうか?

今回は現役フットサル選手の僕がゴレイロというポジションの役割や特徴、コツをご紹介します。

筆者のプロフィール
  • 現役フットサル選手
  • サッカー歴10年、フットサル歴7年以上
  • フットサル総合ポータルサイト「フットサルポータル」を運営中
目次

ゴレイロの役割とは?

サッカーでいうゴールキーパーです。フットサルはブラジルが本場。ブラジルの公用語はポルトガル語なので、ゴールキーパーのことをフットサルではゴレイロと呼びます。

フィールドプレイヤーの僕からするとサッカーのキーパーよりも「怖そう」です。

数mの至近距離から大人が全力で打った球が飛んでくるわけなので。

フットサルのゴレイロはみなすべからく尊敬しています。

サッカーのゴールキーパーと違うのは、面を作って止めるプレーかなと思います。

先ほどお伝えした通り、超至近距離からシュートを打たれるので反応では難しい部分があります。

そのため、フットサルのキーパーは体を面にしてシュートコースを消すという守り方をします。

実際体の大きいゴレイロが面を作るとマジでコースがなくなります。

フットサルのゴレイロに求められるプレーの例をまとめると以下のようなものがあります。

  • セービング(ゴールを守る)
  • スローでボールを配給し、チャンスを作る
  • 足で持ち上がっての攻撃参加
  • 味方へのコーチング

フットサルのゴレイロのスローはすごいですよ。コートの端から端までビュンっと投げます。フットサルはコートが狭い分これだけでゴール前まで行けるのでチャンスが生まれるんです。

ゴレイロは超人的なポジションです。

フットサルはゴレイロで勝敗が分かれるといっても過言ではないくらいです。

ゴレイロの適性

フットサルに適性のある選手の特徴を書いていきます。

気質

ゴレイロはとにかくまじめな人が多いっていうのがこれまでの7年間以上フットサルをやってきての感想です。

まじめかつちょっと変わってて自分のペースを持っているっていう人も多い傾向があるような気がします。

フットサルの中でも専門職ですから、職人気質が向いているのかもしれません。

あとはいい意味で「目立ちたがり屋」気質もフットサルのゴレイロに向いています。

サッカーよりもフットサルのゴレイロはボールがたくさん飛んできますし、止めるとヒーローになれます。

ゴレイロが一番目立っているという試合も少なくありません。

会場中の注目を浴びることができるため、「目立ちたがり屋」な人にも向いているのです。

体格

体格は大きい方がいいのは間違いありません。

至近距離からのシュートは反応ではどうしようもないので、以下に大きな壁を作れるかが勝負になります。

これは体の大きい人が間違いなく有利です。

トップレベルのキーパーは大きい人がほとんどです。

ただし、体が小さくてもポジショニングや予測などでカバーし、トップレベルで活躍している選手もいます、

そのため、体が小さいからってゴレイロをあきらめる必要はありません。

スキル・技術・経験

ゴレイロはただボールに反応すればいいわけではありません。前に出るのか下がるのかの判断や相手の体制を見てのポジショニングなど、考えることが非常に多いです。

自分の動きやシューターの動きを研究し、改善し続けることが重要です。

ゴレイロは経験がとにかく重要なポジションだと思います。

様々な失敗・成功を重ねながら成長していった人が名ゴレイロと呼ばれるようになっています。

また近年ではゴレイロを攻撃参加させるナチュラルパワープレーという戦術が世界的に流行しており攻撃参加するゴレイロのニーズが急激に高まっています。

ゴレイロだからって足元が苦手でもいいという時代は終わりを迎えたかと思います。

参考になるゴレイロのプロ選手

以下の選手たちはどの選手もいわゆるバケモンです。

超人的なセービングや破壊的なスローでゲームを作ります。生で見ると「うわ、この人やばい」と感じます。

ゴレイロの人は是非研究の対象としてみるといいと思います。

  • 関口優志選手
  • イゴール選手
  • フィウーザ選手
  • 篠田龍馬選手

【注意】ゴレイロに関するルール

ゴレイロに対しては少し特殊なルールが適用されるため注意が必要です。以下の点は最低でも抑えたうえで試合に臨みましょう。

  • ゴールラインを割った場合の再開方法はクリアランス(手でスロー)
  • スローしたボールが直接ゴールインしてもノーゴール
  • 4秒以内にボールを投げる必要あり
  • ゴレイロへのバックパスは手で触ってはいけない
  • ゴレイロが攻撃時にボールを触れるのは一つのインプレーの中で一回だけ
  • 相手チームの選手がボールを触った場合とハーフウェイラインをを超えた場合はバックパスOK
  • ゴレイロがボールを持った時、4秒以内にボールを離さなければならない
  • ただし、ハーフウェイラインを越えたら気にしなくてOK

詳しくは以下の記事でまとめましたのでさらに知りたい方はお読みください。

まとめ

ゴレイロというポジションについてすこし理解が深まったでしょうか?

サッカーのゴールキーパーと異なる点が多く非常に注目を集めるポジションのゴレイロ。

ゴレイロについて知ることで観戦もプレーも楽しくなると思います。

フットサルの他のポジションについても別の記事で解説していますので興味のある方はぜひ!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

匿名フットサラー
運営者
現役フットサル選手。フットサル界No.1ポータルサイトを目指す「フットサルポータル」を運営中。
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