フットサルのピヴォとは?役割やコツ、動き方は?【ポジション解説】

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筆者
フットサルのピヴォというポジションについて現役フットサル選手の僕がご紹介します。

皆さまピヴォというポジションは知っているでしょうか?

今回は現役フットサル選手の僕がピヴォというポジションの役割や特徴、コツをご紹介します。

筆者のプロフィール
  • 現役フットサル選手
  • サッカー歴10年、フットサル歴7年以上
  • フットサル総合ポータルサイト「フットサルポータル」を運営中
目次

ピヴォの役割

フットサルのピヴォというポジションはチームの最前線のポジション。

ひし形の頂点というイメージ。サッカーで言うとフォワードです。

得点を取ることはもちろん、前線で体を張ってボールをキープしたり、守備の先頭として相手にプレッシャーをかけたりすることが求められます。

ピヴォで求められるプレー
  • 相手を背負ってのボールキープ
  • 反転シュート
  • ゴールを決める
  • ボールキープから味方を使う
  • 前線からプレッシャーをかける
  • 味方のシュートのセグンド(ファー詰め)

ピヴォはゴールに近い分得点に絡むことが求められます。要するにエースです。

いいピヴォがいるチームというのは強いです。

僕は本職はフィクソというピヴォとマッチアップするポジションなのですが、相手のエースにあたるピヴォを封じ込めることができればその試合をかなり有利に進められます。

逆にピヴォに好き勝手に収めさせて、反転されてシュートを打たれてという展開だと苦しいです。

ピヴォがチームの勝敗を左右する重要なポジションであるということです。

ピヴォの適性

ピヴォの適性のある選手の特徴をご紹介します。

気質

「エゴイストタイプ」、「エース気質」です。いいピヴォというのはなぜかみなこの「自分が決めて勝つ」という悪い言い方をすれば自己中心的なマインドを持っています。(もちろん例外もいますが)

「チームが勝っても自分がゴールを決められなければうれしくない」というピヴォもいるほどです。

勝負の世界で結果を残すにはこのようなマインドが必要なのでしょう。

ただし、エゴイストな部分は残しつつもフットサルという競技の特性上、献身的な姿勢も重要です。

ピヴォだからといって守備をサボるような選手は監督から評価されません。

「チーム」のために「オレが」点を獲る。

そんなマインドの持ち主はピヴォに向いてます。

フィジカル・体格

大きくて強い方がいいです。相手のフィクソとバチバチのフィジカル対決をすることになるので、体格の良さは重要です。

トップレベルのピヴォはやはりみんな大きいですし、体も鍛えまくってます。

日本フットサル界のレジェンドのピヴォである森岡薫選手とマッチアップした時、背中が大きすぎて猛獣のような気配を感じました。

体が大きい選手はピヴォ向いてます。

スキル・技術

動き出しやキープの仕方などピヴォ特有の技術を身に着けることが必要です。ただし足技がめちゃくちゃ優れている必要性は他のポジションに比べるとすくないですね。

足元が多少不器用でもフィジカルや経験を生かして活躍することが可能です。

もちろん技術はあればあるほどいいですが。

参考になるピヴォのプロ選手

以下の選手たちはフェラオ選手以外、僕もマッチアップしたことがありますがどの選手も規格外です。

ボールが収まった瞬間、「うわ、この人やばい」と感じます。

ピヴォの人は是非研究の対象としてみるといいと思います。

  • 森岡薫選手
  • 清水和也選手
  • 平田・ネト・アントニオ・マサノリ選手
  • ダルラン選手
  • 堀内 迪弥選手
  • フェラオ選手

ピヴォ上達のコツ

フィクソとしてピヴォとマッチアップしまくっている僕だからこそわかる、ピヴォとしていい選手になるためのコツをお伝えします。

腰を落として相手のフィクソを抑える

相手を背負って、ボールを収めようにも、「そうはさせねえぞ」と相手のフィクソはガンガン体をぶつけてボールを奪いに来ます。

この時重心がぐらついてしまっては負けです。

相手がガツガツ来るときは両足を少し広げて、おしりを落としてグッと力を入れましょう。

この体制を作られるとフィクソとしてはなかなか崩しにくいです。

ボール欲しさに動きすぎない

動き出しのうまさはピヴォの重要な要素です。

初心者ピヴォのよくあるミスとしてはボールが欲しくて全部のシーンで顔を出そうとしてしまうことです。

こうすると動き回りすぎて、味方からすると出しづらいんです。

それよりも真ん中あたりで止まっておいて、味方とのタイミングが合ったタイミングで急激に動き出してボールを引き出した方が味方とも合わせやすいですし、敵のDFからしても嫌です。

両足のシュートを練習する

背負ったときに必ず利き足側にしか行かないピヴォは対応が楽です。

そちら側を切ればいいですから。

ただこれが左右両足行けちゃうよ~というピヴォだとまぁかなりめんどくさいです。

利き足と逆足のシュートは練習さえすれば伸びます。

地道に逆足も鍛えておきましょう。

まとめ

ピヴォというポジションについてすこし理解が深まったでしょうか?

あとは自分自身で試合を通して経験を積むことが重要です。

フットサルは改善し続ければ何歳からでも必ず成長できます。

僕もピヴォの選手たちは皆かっこよくて好きです。

フットサルの花形ともいえるポジション。

理解を深めて頑張っていきましょう。

フットサルの他のポジションについても別の記事で解説していますので興味のある方はぜひ!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

匿名フットサラー
運営者
現役フットサル選手。フットサル界No.1ポータルサイトを目指す「フットサルポータル」を運営中。
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