フットサル用語集

フットサル用語集

フットサルシーンでよく聞く用語をまとめました。各ワードのリンクをクリックすると画像や参考動画を掲載した個別ページに飛ぶことができます。是非お役立てください!

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初心者の方へ

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ただのいちフットサル選手がまとめた用語集のため、「この説明は間違ってる!おかしい!」などがもしありましたら、大変申し訳ありませんが、お問い合わせよりご連絡をいただけますと幸いです!

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あ行

アイソレーション
アイソレーション(isolation)とは孤立の状態を意味。ドリブルの得意な選手にあえてサポートに行かずに孤立させることでスペースを与えてディフェンスとの1対1の状況を作り出させること。
アウェー
敵チームの本拠地(ホーム)のこと。
アクララード
ボールホルダーにスペースを与えてアイソレーションを作り出す動き。
アシスト
ゴールに直結するラストパスを出すこと。例えばファー詰めのパスを出したり、セットプレーのキッカーでボレーのうちやすいパスを出したりなど。ゴールを決めた人が注目されがちだが、実はアシストした人が素晴らしいプレーをして、決めた人はただ触っただけという場合も多い。
アシスト未遂
ゴールに直結する完璧なラストパスを送ったものの、味方がシュートを外してしまったときのこっと。
アタッキングサード
ピッチを3分割したときに相手ゴールに近い3分の1のスペース。
アペルトゥーラ
カウンター攻撃の開始のこと。
アラ
ひし形の両サイドのポジションの選手。攻守にわたって貢献することが求められる。またサイドでドリブルを仕掛けたり、効果的なパスを配給したりと攻撃においても重要。室田祐希選手や吉川智貴選手などが代表的な選手。
アラアラ
アラから逆サイドのアラへと飛ばすパス。相手のディフェンスのスライドが遅れるため、攻撃を仕掛けるスイッチになりやすい。ディフェンスとしてはこのアラアラのパスコースを切りたい。
アラコルタ
裏に抜けるふりをしてボールに寄る動き方。動画で見た方がわかりやすいです。出し手と意図を合わせる必要があるため少し難易度は高め。成功すると中にカットインすることができて大きなチャンスが生まれる。区切りどころはアラ・コルタだと勘違いされがちだが、ア・ラ・コルタである。筆者も5年くらい勘違いしてた。
アラート
「油断のない」、「研ぎ澄まされた」状態のこと。そのあとに何が起きても対応できる状態でプレーすること。
アルカ
ボールホルダーの後方にアーチを描くようにサポートする動き。後方スペースを使う概念はフットサルでとても大事。後方スペースを使うことで相手からのプレスを緩和することができる。
アンティシペーション
「予測」という意味。次のプレーを予測することです。
頂杯
ZOTT WASEDA・清野潤氏が主催し、YouTube番組「目指せ!Fの頂」のチーム・FC NAKAIや、関東1部の名門・ZOTT WASEDAを中心に、各地域リーグの強豪が参加する大会。その特徴はなんといっても優勝賞金100万円。100万円をかけた真剣勝負は毎度名試合を生み出す。
イッソ
そうだ!、よくやった!みたいな意味。味方がいいプレーしたら言ってあげましょう。
イプシロン(Υ)
「Y字型」のディフェンスになる事から「Y※イプシロン」と呼ばれるディフェンスのシステム。
インガナール
T.Y.MUNDO Channelの田中優輝選手が生み出したフェイント。エラシコの振りをしてボールをまたいで相手をかわす。
インソール
フットサルシューズの中敷き。インソールのカスタマイズにこだわる人も多い。
インターセプト
敵のパスをカットすること。事前に予測しておくことが重要。
受け手
攻撃時の2人組の関係においてパスを受ける側の選手
ウン・ドイス
サッカーでいうワン・ツーです。なぜかフットサルではウンドイス。
エイト
3-1で後ろ3人が8の字のようにローテーションする戦術。フットサルで有名な戦術の一つだが、思考停止でやると何の意味もない動きになってしまう。
枝D
「ボールも自由も奪い取る術」と銘打って内田淳二さんが提唱しているディフェンスの型。中西や縦山など型の名前はユニーク。内田淳二さんは「サッカー、フットサルにおいて守備はつまらない」という常識を覆すべく活動している。
F下部
Fリーグのチームの下部組織。トップチーム昇格を目指す若者たちが集まる。サテライトと言ったりもする。
FP
フィールドプレイヤーの略
Fリーグ
日本のフットサルトップリーグ。日本フットサル連盟によって、2007年に創設された。Jリーグと同じように、ホーム&アウェー方式。トップリーグではあるが、参加チームすべてがプロチームではない。
エラシコ
フェイントの一つ。「輪ゴム」を意味するポルトガル語である「エラッスチコ」に由来している。アウトサイドでボールを外側へ押し出し、その直後に同じ足のインサイドでボールを切り返す。元サッカーブラジル代表のロナウジーニョによって爆発的に人気になった足技でフットサルでもテクニシャンの選手がたまにやる。
エル(L)
フットサルの戦術の中でもかなり有名な戦術。ピヴォ当てをつかって3人が連動して攻めていく。 ピヴォ当て後にピヴォ当てした選手ががセグンドに抜ける→空いたスペースに別の選手が走りここみピヴォはその選手にボールを落とす→シュートorセグンド。文字より動画や画像で見た方が理解が速いです。
エントレリネアス(エントラリーニャ)
エントレリアネス(ライン間)とは、相手DFラインの間のスペースに入ること。ここをうまく使えるかがフットサルのプレス回避において大事。
オウンゴール
誤って自分のゴールにボールを入れてしまうこと。フットサルではよくある。ゴール前の局面も多いためよくある。
大外
ボールがサイドにあるときに逆サイドのこと。「敵がかなり前係できてるから大外の裏を狙おう」などと話したりする。
オフ・ザ・ボール
「ボールがないとき」という意味。サッカーでもフットサルでもオフザボールの動きが超重要。
オーバーロード
オーバーロード(overload)とは過負荷の状態のことで片方のサイドにに人数を集中させることです。例えばパワープレー時に左サイドに3枚が集まることで敵を左側に密集させて、数的優位をつくるか、敵の状態によっては逆サイドを使うかといった選択肢が出てくる。

か行

カウンター
敵が攻めてきてたところボールを奪って攻撃に転じること。敵の陣形が崩れているため、大チャンスが生まれやすい。カウンターとセットプレーから得点の7割が生まれると言われている。
カットイン
サイドで仕掛けて中に切れ込むドリブル。シュートがいい位置で打てる。
カラーリオ
ブラジル人が使用する汚い言葉。「睾丸/男性器」みたいな意味らしい。英語の「ファック」のような使い方をされる。これも汚い表現なので言わない方がいい。試合中に言ったら警告もらうかも。
間接フリーキック
直接ゴールに入れてもゴールが認められないフリーキック。そのため、シュートを打つには味方にチョンっとボールを触ってもらってからシュート。間接のフリーキックは、ゴールキーパーへのバックパス、4秒ルールの違反などが対象。
間接ブロック
ボールホルダーのマークに対して進路をふさぐのが直接ブロックであるのに対して、ボールを持っていない選手のマークに対してブロックすることでマークのずれを作り出すこと。
カーテン
コルティナと同じ
カーマ
「冷静に!」「落ち着け!」みたいな意味。熱くなってしまっている選手や、周りが見えておらずプレスで突っ込んでしまいそうな味方にこの声をかける。
キックイン
サッカーとの大きな違いの一つ。ボールがタッチラインを割った時の再開方法。サッカーではスローインで再開するが、フットサルにおいてはタッチライン上にボールを置いて蹴ることで再開する。
キックオフ
フットサルにおいて試合開始の時や得点が生まれたときに行われるピッチのど真ん中からの再開方法。昔はボールを前に出さなければいけなかったため、キックオフの時には2人が並ぶのが一般的だったが、今はルール改正によりボールを動かせばOKになったため、一人しかいない光景が当たり前になりつつある。
キヨポンチ
ZOTT早稲田監督兼Dalponte(ダウポンチ)代表の清野潤の愛称。サンパチオフットサルクラブがTwitterでいじっていたら地域フットサル界で普及した。
切り替え0秒
フウガドールすみだのコンセプトとしてフットサル界で有名になった言葉。攻守の切り替えの激しいフットサルを示す秀逸な表現。勝つためには切り替え0秒の気持ちは全チーム持つべきです。
逆アラ
ボールを持っているアラの選手の逆サイドのアラの選手のこと。
ギャップ
英語で「隙間」や「相違」、「ずれ」を指す言葉。ディフェンスの間にできたスペースのこと。ギャップで受けることは相手の守備を攻略するうえで重要
クアトロ
4-0ともいうピヴォを置かずに、後方に4枚ならぶことで攻めていく戦術。動きが複雑なため、FP4人全員が、共通理解をすることが必要。うまくかみ合ったときはすごく楽しい。
クリアランス
ボールがゴールラインを割った時、サッカーではゴールキックが行われるが、フットサルではゴールクリアランスが行われる。ゴールキックとの違いはキーパーが足ではなく手で投げてスタートすること。
食われる
ボールを奪われるという意味。特に大ピンチになるような奪われ方をさすことが多い。
ケブラ
ケブラとは「折れる」動き。オフザボールの際に裏に抜けようとしていた選手が裏抜けをキャンセルしてランニング方向をボール方向へ変えること。
ゲームが壊れる
大量失点で点差が開き緊迫感のある展開が見られなくなること。
個サル
各フットサル施設で行われている個人参加フットサルのこと。人数集めや会場手配などせずに気軽にフットサルができるため全国で楽しまれている。
個人戦術
様々なチーム戦術の土台となる一人一人の戦術、スキル。コントロールオリエンタードやフェイクなど。個人戦術の土台が高い個人が集まるとチーム戦術がより強固になる。
コルティナ
カーテンと同じ。ボールホルダーとそのDFの間を抜ける動きになります。相手DFの視界から味方のボールホルダーを隠し、味方の動き出しのタイミングを隠すことができる。
コンティニュー
味方のボールホルダーをマークしているDFのコースを塞ぐブロック(スクリーン)の後、すかさずもう一度ボールを受けられるように動きなおすこと。
コントラピエ
トンパと同じ
コントロールオリエンタード
「コントロール・オリエンタード(Control Orientado)」とは、スペイン語で「方向づけをしたボールコントロール」の意味。味方からきたパスをただ足元に止めるのではなく、方向を変えたり、大きく動かしたりする個人戦術。サッカー、フットサル問わず、レベルの高い選手はこれを身に着けている。
コーチング
味方に声をかけること。「中!」とか「寄せろ!」などの声をかけることで、味方同士で意思疎通を図る。わかりやすくコーチングするのもその選手の能力。
5mルール
相手チームがセットプレーでプレーを再開するときにボールに5mより近づいてはいけないというルール
ゴラッソ
スーパーゴールのことです。サッカーやフットサルにおいて見事なゴールを表すスペイン語のスラング。
ゴレイロ
フットサルにおけるキーパーの呼び方。超人的な反応でシュートストップし、スローでチャンスを作る。有名な選手はイゴール選手、関口優志選手など。

さ行

サイ
「抜けろ」とか「いなくなれ」みたいな意味。味方に「サイ!」と叫ばれたら自分がいるスペースを味方が使いたいということなので、そのスペースからいなくなりましょう。
サインプレー
セットプレー時などに、各選手があらかじめ決められた動きをすることで相手の隙を作りチャンスを作るプレー。フットサルではセットプレーがかなり重要な要素であり、各チームのサインプレーは見どころの一つ。
刺す
パススピードの速いゴロのパスを出すこと。
晒す
仕掛ける際に両足の間にボールを起き、ボールを起きDFとの間合いをコントロールする持ち方。フットサルにおけるドリブラーは皆このさらしを習得している。
サルシュー
フットサルシューズの略
3月1日
下3枚にピヴォ1枚を配置してピヴォ当てを中心に攻めるフォーメーション。
絞る
守備の時にボールと逆サイドの選手がセンターレーンまで入ってポジションをとること。 味方のカバーリングのために重要。
シンバロン
一言でいうとボール無しの動き。「ボールを出してから抜ける」ではなく、ボールのないところでランニングすることで相手DFを迷わせる。
ジャンプ
ディフェンスの時に自分のマークを捨ててボールにプレッシャーをかけること。近距離のパスや、カーテンなどのときにうまくジャンプすればボールを奪いやすい。味方のディフェンス同士で意思疎通ができていないとボールに2枚行くことになり、フリーの選手が生まれてしまいピンチを招くこともあるので注意。
10mライン
ゴールから10mの第2PKマークのあるラインのこと。トランジションの守備の際にはこのラインが引き込むのか寄せるのかの一つの基準となるラインである。
ジョガーダ
ポルトガル語で「戦術」という意味。動き方やパスの順番をあらかじめ決めておいてその通りにこなす、いわゆる「サインプレー」のこと。
スクリーン
ブロックと同じです。
スライ
スライディングの略
3onライン
3人の選手が一直線上に並ぶ形。相手DFがマークを受け渡すのか迷いやすい配置になるため多くの競技チームで採用されている。
背負う
相手ゴールに背中を向けて、相手ディフェンスを背中側におきながらボールをキープすること。チームはボールを前進させて相手を押し込むことができるため、背負えるピヴォがいるチームは強い。
セカンドボール
球際の競り合いのあとにこぼれたボールのこと。セカンドボールを拾うとまた攻撃を開始できるため、試合を優位に進められる。
セグンド(ファー詰め)
ボールがあるサイドとは逆サイドのゴールポスト(ファーポスト)の前に詰める動き。ここでボールを触ると簡単にゴールを決めることができるため、初心者にもおすすめ。サッカーとちがって、オフサイドがないからこそ実現可能な戦術。
セット
フットサルはサッカーと違い交代自由なためFPの4人組を2つもしくは3つ組んで4人ずつ交代しながら回すことが多い。この4人組のことをセットという。一つ目のセットをファーストセット。2つ目のセットをセカンドセットという。
セルフトンパ
トンパは通常味方からのパスのファーストタッチで行うが、パスではなくドリブルの中でトンパを行うことをセルフトンパという。石関聖選手が名付け親。
旋回
3枚もしくは4枚でぐるっと回ることで相手ディフェンスの隙を作る戦術。競技フットサルでは定番中の定番の戦術。
選手権
毎年の年度末に行われる、全日本フットサル選手権の通称。プロもアマチュアも合わせて日本一を決める大会。サッカーでいう天皇杯に近い。
ゾーン
フィールドプレイヤー4人がそれぞれ人ではなくスペースを管理する守り方。それぞれが担当するエリアを決めて、そのエリアに入ってくる敵に対して守備をする。

た行

タッチライン
サイドのライン。ピッチの外側の4本のうち長い方のライン。短い方のラインはゴールライン。
縦突破
文字通り縦にドリブル突破すること。縦に突破できる選手は一人で局面を打開できるため、価値が高い。
タラフレックス
フットサルコートに使われているスポーツ用の床材。スポーツタイルのような衝撃吸収性があり、グリップもよくきく。普通の体育館と違ってタラフレックス独特のボールタッチの感覚がある。
第2PK
5ファールをしてしまった場合、6つ目のファールから相手に与えられるゴールから10mの位置からの壁なしフリーキック。
ダイヤ
ゾーンディフェンスの際の形の一つ。ひし形で守る。フィクソの両脇が弱くなるので、キーパー含めて全員で回転することで対応する必要がある。
出し手
攻撃時の2人組の関係においてパスを出す側の選手
地域リーグ
日本の各地区毎で行われる、フットサルのリーグ戦。有名なのは関東リーグや関西リーグなど。プロリーグではなく、それぞれ仕事をしながら、週末はフットサルの試合という日々を送っている。
ちいちゃん
年に一度、地域リーグの王者を決めるために各地域から上位クラブが集まり行われる地域チャンピオンズリーグ(地域CL)のこと。名前はかわいいが、超熱い大会である。フットサルの魅力が詰まっているので、是非一度見てみてほしい。
チョンドン
高い位置(相手陣地)のキックインでキッカーがチョンっと触ってシューターがドンっとうつ古くから採用されているが、いまだに高い支持を受けているセットプレー戦術。キックインで蹴ったボールがそのままゴールインしてもノーゴールとなるが、チョンと触ることによりインプレー中のシュートにすることができる。
チーラ
「ピンチの時にボールを大きく蹴りだすこと」です。クリアと同じ意味。
TR
Training(練習)のこと
TRM
Training match (練習試合)のこと
定位置攻撃
攻撃側に数的優位が生まれていない、組織的に整った状態の守備に対しての攻撃のこと。主なシステムとしてはピヴォを置いた3-1や4枚が後方に下がるクワトロがあり、ゴールを目指す。
定位置守備
攻撃に数的優位が生まれていない、FPが4枚組織的に整った状態の守備のこと。例えば、守備側1枚が完全に戻り切れていない時のディフェンスは定位置守備とは呼ばない。チームとしてどこを警戒し、どんなプレーを警戒するのかの秩序が大事。ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスという2種類の考え方がある。
底辺
自チームの中で最後列のラインのこと。ゴレイロ以外のFPでもっとも後ろにいる選手のライン。ここでボールを奪われると大ピンチになるので気を付ける必要あり。
撤退
自陣ゴール方向に戻ること。
テンポライズ(テンポ)
攻撃時にボールホルダーが時間を作ること。例えばカウンターの時にボールホルダーが全速力でドリブルすると、味方のサポートが追いつくことができない。そのため、ボールホルダーがスピードをコントロールすることが重要になる。味方に「テンポ!」と言われたら、ドリブルのスピードを上げず、味方の上がりを待ちましょう。
ディアゴナル
サイドでボールを持っている味方から斜めに動き出してボールを受ける動き。ディアゴナルをたくさん通せるとボールを前進させることができるため、ゲームを優位に進められる。
デスマルケ
スペースが無い中で一瞬の瞬発的な動きによってマークを外し、時間とスペースのアドバンテージを生み出してボールを受けるアクション
デュエル
「勝負」、「決闘」といった意味。フットサルやサッカーにおいては1vs1の球際の攻防のこと。2017年ごろにハリルホジッチ監督が日本代表に対して「デュエルが重要」と話したことで注目度が高まった。フットサルではコートが狭い分デュエルの回数も必然的に多くなり、勝敗に大きく影響する要素になる。
トゥ―キック
トゥーは英語でつま先の意味。つま先でキックをする方法。コントロールが難しいがコンパクトな振りでも強いシュートが飛びやすい。
トランジション
守備→攻撃もしくはその逆など、ボール保持チームが変わって組織的に整った状態からの移行段階のこと。わかりやすく行っちゃえばカウンター。トランジションを制する者は試合を制するといっても過言ではない。どんな実力差があるチーム相手でもトランジションで数回はチャンスが作れたりする。
トンパ
フットサル選手が良く使うフェイントの一つ。別名コントラピエ。パスをもらったときにボールを迎えに行き、そのまま迎えに行った方向にボールを相手に予測させて、トラップのタイミングで急激な方向転換をすること。トンと止めてパッと運ぶ。ボールアタックとセットで威力を発揮する技術。
ドゥアリダ
二人組と同じ。ポルトガル語で「二人組」。ドゥアリダのプレーの例としてはパラレラ、ディアゴナル、ウンドイス(ワンツー)などがある。
DOGSO
DOGSOとは「Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity」の略語で「決定的な得点機会の阻止」という意味。DOGSOの条件を満たすファウルをした選手はレッドカードが提示されて退場となります。DOGSOの4要件は以下 - 全体的なプレーの方向:プレー全体が相手ゴールに向かっているかどうか - 反則とゴールとの距離:反則が起こった場所からゴールまでの距離、すなわち、反則が起きた場所から得点を狙うことができる距離かどうか - 守備側競技者の位置と数:ファウルした選手以外の守備側の選手がカバーできる位置にいるのか、追いつけるのかどうか - ボールをキープできる、またはコントロール出来る可能性:ファウルされた選手がボールに触れた後、あるいは触れる時に、明らかにシュート、ドリブルができるかどうか

な行

中ドリ
ボールアタックとほぼ同じ意味。サイドから中に運ぶことでパスコースを生み出しプレスにはまるのを回避する効果がある。
中パラ
基本的にはサイドで行うパラレラを真ん中レーンで相手の間を割って行うこと。
ナチュラルパワープレー(NPP)
FPがゴレイロのユニフォームを着て行うパワープレーではなく、本職のゴレイロがあがることで数的優位をつくること。近年のフットサルのトレンド。
なめる
足裏でボールを転がすこと。フットサルならではのボールタッチ。
20-40(m)
フットサルコートの正規サイズ。横20m×縦40m。
偽ピヴォ
本来はピヴォではない選手に、一時的にピボの役割をさせること。偽ピヴォの存在により相手のフィクソはひきつけられるため、偽ピヴォがいないスペースのカバーリングが難しくなる。。本格的なピヴォがいない中で、それでもピヴォを生かした戦術を使いたい。そのためにあるのがそう、「偽ピヴォ」
2-2(ダブルピヴォ)
後ろ2枚、前(ピヴォ)2枚という攻撃のフォーメーション。強力なピヴォが2枚いるときには採用することで破壊力を発揮することがある。一人一人の距離感が大きくスペースがあるため、後ろ2枚の選手は常にピヴォ当てを狙いながらも自分でのドリブル突破も時には選択するなど技術も求められる。
認知判断実行
選手のプレーを構成するプロセス。ミスがあった時はどのフェーズでのミスだったのか振り返り、次につなげることが大事。
抜ける
攻撃時に選手が前や横に走り自分のいるスペースを空けること。フットサルではスペースが限られているため。この「抜ける」動きは必須である。
ネガティブトランジション
攻撃→守備のトランジション。要はカウンターに対する守備。選手が後ろ向きな性格かどうかは全く関係ない。

は行

ハットトリック
1試合に3点取ること。
ハリー
英語の「Hurry」から来ている言葉。相手を急かせる意味がある。サッカーはランニングタイムで4秒ルールもないため、勝っているチームが遅延行為を行うことも多く、この「ハリー」という言葉を使うことも多いが、フットサルではサッカーほどは聞かない。
ハーフディフェンス
ディフェンスのスタートラインをハーフラインまで下げる守り方。守るスペースが圧縮されるため守りやすいが、自陣ゴールの近くのため、マークミスなどが致命的になる。
裏のスペースを目指す動きのこと。二人組の戦術の一つ。
バケモン
規格外の能力を持つ選手のことを褒めるときに使う表現。
バックドア
ピヴォがフィクソの背後でボールを受ける動き。フィクソがインターセプトを狙ってきているときに味方と意図を合わせて使いたい。
バモス
スペイン語のVAMOS(バモス)意味は「行くぞ!」「いいぞ!」「がんばれ!」みたいな感じ。フットサルの試合でよく聞きます。
バー当て
一定距離からクロスバーに当てる遊び。先に当てた方が勝ち。練習後などにチームメイトとジュースなどをかけてやると盛り上がる。
バー外
メンバー外の略。
パラレラ
フットサルで最も有名な二人組の戦術の一つ。サイドでボールを持っている味方に対して、サイドラインと平行に走りこみ、サイドラインと平行に出されたボールを受ける動き。
パワープレー
負けているチームが逆転するために行う戦術。フィールドプレイヤーがゴレイロのユニフォームを着て攻撃参加し、相手陣で5対4の数的有利の状況でボールを回して攻めるプレー。チャンスを作ることができるが、ミスをするとがら空きのゴールにシュートを打たれてしまうという諸刃の剣
パワープレー返し
PPGともいう。相手がパワープレーをしてきているときにボールを奪ってがら空きのゴールにしゅーとすること。
パンチング
ゴールキーパーが飛んできたボールをキャッチするのが難しいと判断した時にボールをパンチしてはじき出すこと。
ヒールリフト
室田祐希選手がこのフェイントでゴールを決めたことでも話題になった。両足でボールを挟んで背中側からすくい上げる足技。サッカーでは文字通りかかとであげるヒールリフトが主流だが、フットサルで行われるヒールリフトは両足で挟んであげることが多い。
ピサーダ
足裏で自分の背後に出すパスのこと。相手の裏をかくことができるので、プロでもよく使われている技術。
ピック&ロール
ブロック→コンティニューで相手を打開する動き。もとはと言えばバスケの戦術。
ピヴォ
サッカーでいうとフォワードにあたるフットサルの花形ポジション。得点を取ることはもちろん、前線で体を張ってボールをキープしたり、守備の先頭として相手にプレッシャーをかけたりすることが求められる。森岡薫選手や清水和也選手などが有名。
ピヴォ当て
ピヴォにパスを出すこと。3-1(ダイヤモンド)のシステムの最も基本的な攻め方。
PP
パワープレーの略
ファルカンフェイント
フットサルブラジル代表のファルカンがやっていたことから名前が付いた足技。左利きの場合は足裏で左から右にボールを転がしている間に、逆の右足を大きく左→右に振ってから右足裏でボールをキャッチし、左足の前に戻してくる。
ファー詰め
セグンドと同じです。
フィクソ
サッカーでいうセンターバックにあたり、フィールド最後方からチームの司令塔としてゲームをコントロールしたり、相手のピヴォとマッチアップするポジション。状況判断の冷静さやミドルシュート、高いディフェンス能力やフットサルIQが求められる。有名な選手はアルトゥール選手。
フィニッシャー
シュートを打つ人。シュートのことをフィニッシュということから。
フェイク
フットサルで一番基本的な個人戦術。裏に抜けるふりをして急激に止まるなどして相手との距離を作る受け方。初心者にありがちだがフェイクをしようと思ってするとうまくいかないので、裏に走ろうと思ったら相手がついてきた→キャンセルということをしたら結果的にフェイクになっていたというのが正しい。
二人組
攻撃において2人の関係性で局面を打開していく戦術のこと。 フットサルのグループ戦術の最小単位である最も基本的でありながら、かなり奥が深い。2人組には代表的なものとして、以下のようなものがある。 - パラレラ - ディアゴナル - ウンドイス - ブロック(コンティニュー)
フットサラー
フットサルをする人。
フリーマン
練習やエンジョイ系のゲームで採用される、どちらのチームの攻撃にも参加する人。フリーマンが入ることにより、攻撃が守備より数的優位になる。フリーマンをつけることで「フリーの選手を見つけること」が簡単になる。
フリーランニング
フリーランともいう。攻撃側の選手がボールのないところ(オフ・ザ・ボール)で動き出すこと。シンバロンに近い。
フロート
フロートは英語で「浮く」という意味。ディフェンスの際に自分のマークと逆サイドにボールがあるときに、自分のマークと逆サイドのカバーどちらにも対応できるようなポジションにいること。フロートのポジショニングの一つの基準は真ん中のラインを踏むこと。そこから自分の足の速さや相手の状況に応じて調整しましょう。
ブロック
味方のボールホルダーのDFに対してブロックすることで味方のドリブルするコースを作ってあげる戦術。やりすぎるとファールになるのでブロックというよりディフェンスの進路に立つくらいの認識の方がいい。
ブーメラン
ピヴォが相手を背負ったときに使うフェイント。右危機の場合、一瞬右足側に転がして反転するそぶりを見せてすぐに切り返すことでフィクソの逆を取る。
プルプッシュ
石関聖や田中優輝選手が得意とするボールを引くふりをして押し出す動作で相手の重心の逆を突くフェイント。
プレイングタイム
ボールがピッチを出たりして試合が止まるごとに時計を止めて、インプレー中の時間を計測する進め方。これに対してランニングタイムはサッカーと同じようにボールが外に出ても、時計を止めない進め方。
プレス回避
敵が前から奪いに来るプレッシャーを交わすこと。ピヴォ当てや二人組の連携で突破していく。
プロフェッショナルファール
ピンチの局面で、わざとファウルを犯すことで、一度流れを切るプレーのこと。もちろん、基本的にファウルは犯すべきではないが、やむを得ない場合に5ファールまでの余裕などを考慮して行う。流れを止めることだけが目的なのでなるべく相手をケガさせない形で行うべきです。決定機でのプロフェッショナルファウルは退場となることもある。
プータ
ブラジルで使われる罵倒の言葉。「娼婦が産んだ子/娼婦の息子」という意味らしい。使うのはやめておきましょう。
平行サポート
味方に対して平行の位置でサポートすること。前を狙う意識は大事だが、ボールホルダーが自由な状態でなければパスは出てこない。味方がプレッシャーを受けている時には、平行のパスコースを作ってあげることが大事になる。
ヘドンド
旋回と同じ。
ベッキ
フィクソの別名。
ペナルティエリア
ゴールキーパー(ゴレイロ)が手を使えるエリア。自陣ペナルティエリア内でファールをしてしまうと、サッカーのペナルティエリアは四角いがフットサルのペナルティエリアは丸い。
ペラドン
フットサルチームがアップやリカバリーのメニューとして行うゲーム。シュートはダイレクトのヘディングのみ。2タッチ制限などのルールもチームによってさまざま。めちゃくちゃ盛り上がる。何なら試合よりも盛り上がる。
ペルムータ
守備における役割変更という意味。ドリブルで抜かれてしまったさいに、カバーに来てくれた選手がもともといたスペースを埋めること。
ボア
ポルトガル語で「いいぞ!」みたいな意味。味方がいいプレーをしたときに言ってあげましょう。
ボックス
ゾーンディフェンスの際の形の一つ。四角形で守る。弱点は4枚の間のギャップのスペース。
ボランチ
サッカーでいう中盤のポジションを示す「ボランチ」とは異なります。フットサルの攻撃の戦術の一つです。動きのイメージとしては横パラレラって感じです。パラレラの動きを90度回転させたもの。あえて自分陣地側に戻るような動きをすることで相手を迷わせるができます。
ボールアタック
中ドリと同じ。
ボールウォッチャー
ディフェンスの際に、ボールだけを見てしまってマークを見失ってしまう選手。ボールとマークを同一視野に置くことが大切。
ポジティブトランジション
守備→攻撃のトランジション。要はカウンター攻撃。選手が前向きな性格かどうかは全く関係ない。
ポーハ
ポルトガル語で簡単にいうと「馬鹿野郎」という意味らしい。非常に汚い言葉なので言わない方がいい。試合中に言うと警告を受けたりすることもあるので注意。

ま行

マイナスサポート
ボールホルダーに対して後方にパスコースを作ってあげること。プレス回避のために重要な動き。ボールホルダーがプレッシャーを受けている時にはマイナスサポートをしてあげましょう。
マイボ
マイボールの略。ボールがラインを割った時に審判に自分たちのボールであることを主張するときに使う。決して選手たちは「うまい棒ー!」と叫んでいるわけではない。
前プレ
相手陣地の奥深くまで、前からプレッシャーをかけること。奪ったらすぐゴールが近くにあるので大チャンスだが、裏のスペースも空けることになるため注意が必要。
巻く
ボールをキックするときに回転をかけて軌道を曲げること。サッカーと違ってゴールまでの距離が近いため、シュートではあまり使われないが、パスではよく用いられる。ただし、2022年のクウェートで行われたAFCフットサルアジアカップではアルトゥール選手が超長距離フリーキックを壁の外側から巻いて見事に決めて、見る者の度肝を抜いた。
また抜き
DFの両足の間を抜くプレー。ディフェンスからしたら屈辱的。
マッチアップ
フットサルにおける相手との攻守の駆け引き、1対1のこと。フットサルではピヴォとフィクソのマッチアップやアラ同士のマッチアップなどが生まれる。
マリーシア
マリーシアとはポルトガル語で、「ずるさ」、「狡猾さ」を意味します。試合に勝つためのずる賢いプレーのこと
マンツーマン
フィールドプレイヤー4人がそれぞれ担当する「人」をマークして、その「人」の攻撃に対して守備をするという守り方。多くのチームで採用されている。
ミニパラ
通常のパラレラは縦のスペースに向かってダイナミックに
「目指せ!Fの頂」
「これはフットサル界に嵐を巻き起こす、夢と希望に溢れた若者たちの果てしない挑戦の物語だ!」といううたい文句の通り、フットサル界に一大ムーブメントを引き起こしたYoutTubeチャンネル。元Fリーガーの中井健介選手が立ち上げたFCNAKAIというチームのドキュメンタリー。1年でゼロからメンバーを集めて、全日本フットサル選手権優勝を目指す過程を毎週動画で配信した。
戻りディフェンス
数的不利の際に自陣に戻るディフェンスのこと。これは体力的に非常にきついがここを頑張れる選手は強い。

や行

ユーティリティプレーヤー
様々なポジションで求められたプレー出来る選手のこと。
横パス
横に出すパスのこと
4秒ルール
ボールがコートの外に出てキックインだったり、コーナーキックだったりと、セットプレーで再開するときに、その再開を4秒以内に始めなければならないというルール。スピード感を保つためのルール。
4-0
クアトロと同じ

ら行

ラインカット
フットサルの基本的な守備の形として3列を組むことが多い。 ラインカットとは、**攻撃時に相手の守備2列目に位置している選手がボールと逆サイドから相手守備1列目に侵入すること。ボールホルダーと逆サイドから相手守備者の死角を通って攻撃側1列目の2人の間に侵入する。** 相手のディフェンスが迷うため有効な戦術。
ライン間
フットサルでは守備者は列を構成する。その列の間のことをライン間と呼ぶ。このライン間でボールを受けられるかどうかが相手のプレスを回避できるかどうかのカギになる。ちなみにライン間に入ることをスペイン語(entre lineas)からエントラリーニャと言う。
ラフプレー
ルールから逸脱した危険なプレーのこと。
ランニングタイム
サッカーと同じようにボールが外に出ても、時計を止めない進め方。エンジョイ大会などで採用されている。ボールがピッチを出たりして試合が止まるごとに時計を止めて、インプレー中の時間を計測する進め方。
リバウンドポジション
シュートのこぼれ球を拾えるポジションのこと。桜木花道でおなじみ、バスケのリバウンドは多くの方知っているかと思いますが、フットサルにもリバウンドポジションがあります。フットサルではPKスポットから第2PKスポットの間くらいのポジションです。セグンドと同時にこのリバウンドポジションをとることでシュートのこぼれ球を拾い二次攻撃につなげられるため、得点の確立がグッと上がります!
ループ
ボールを蹴るのではなく、足で救い上げるようにして浮かす技術。パスやシュートで使われる。
ロンド
ボール回しや鳥かごとほぼ同じ。アップや遊びで行う練習。4対1などでおこないボールを奪われた人がDF(鬼)になる。20本回ったらタメ1などのルール付けで盛り上がる。
ローテーション
文字通り、味方複数人で決められた動きの通りに入れ替わること。エイトやヘドンドの動きなど。

わ行

ゴールポストの内側のこと。使用例:シュートを外してしまった選手に「枠入れろ!」
ワンバン
ワンバウンドの略
ワン・ツー
「壁パス」とも呼ばれる。「ワン!」「ツー!」というタイミングの、テンポのよいパス交換で相手の裏を狙うプレー。有効な二人組の戦術の一つ。